CASE 導入事例

CASE 1 株式会社Agoop 様

  • 業種:情報サービス事業
  • 従業員数:69名 (2018.1.1現在)

汐留から外苑前へのご移転のタイミングに合わせて、ワークショップを実施しました。
2017年8月上旬に物件の選定が完了し、8月下旬にワークショップを実施。9月〜10月に設計デザイン、ご提案。12月に工事完了。
余裕を持ったスケジューリングで進めることができました。

180枚のカードの中から、新オフィスで起こってほしい行動のカードを一人につき3枚選んでいただきました。
「なかなか3枚にしぼれない」という声が出ていました。

できるだけ普段話す機会がない人同士でペアになっていただき、相互に「なぜそのカードを選んだのか」について話していただきました。普段話さないような深い話ができたようです。

選んだカードを横軸に置き、オフィスを構成する要素のカード(インテリア、モノ、制度などなど)を縦軸に置いて、強制発想法の要領でアイデアを出していきました。オフィス空間だけで解決できないことも多々あるので、イベントや制度変更などのソフト面のアイデアも一緒に出していきます。

大量のアイデアが生まれました。

選ばれたカード

理念、ビジョンをもっと共有していきたいという声が多く挙がりました。
アイデア出しやブレストなど、クリエイティブな仕事に対応したスペースが必要だという声が多く挙がりました。
外部の優秀な人と交流したいという声が多く挙がりました。
経営トップとのコミュニケーションを深めたいという声が多く挙がりました。

ご提案

カードとインタビューの傾向を受け、アイデアを空間に落とし込んでいきました。
まず、中央の柱にビジョンや理念を描くことで、全体で意識できるようにしました。また、壁にたくさんのホワイトボードシートを設置することで、すぐにアイデアを可視化できる環境を整えました。
気軽に外部から人が来やすいようなカフェのような内装デザインにし、セミナーを自主開催できるようにレイアウトを変更が可能な仕様になっています。
トップとのコミュニケーションを促進するために社長室は設けず、社長席の横に掘りごたつのミーティングエリアを設け、心理的に近い距離間でのやりとりができるよう設計しました。

フォトライブラリー

気軽に立ち寄れるカフェのようなデザインをご採用いただきました。

ワークショップを終えてのコメント

取締役 兼 CTO 加藤 有祐 様

一言で言えば、本当に「成果」の出るオフィスを作れる素敵なワークショップでした。社内メンバーで様々な対話から生まれる新オフィスへの想い、そこから導かれる軸。軸を決めてできたオフィスには、自然と社員が集まり、対話が増え、組織の垣根がなくなりました。実際、営業と技術が顧客の事を想い、何を求めているのか、どうすればもっと価値を提供できるのか、そこら中のホワイトボードで議論が飛び交います。新オフィス以降、売上も20%以上も増え、オフィスへの出社が楽しみな毎日となりました。社員だけでなく、来客の方まで心踊るオフィス、本当に有難うございました。